TROUBLES
家庭内の問題で私達「こころセラピー」に相談される方は沢山います。
夫のDV（ドメスティックバイオレンス）や子供のひきこもり、子供への虐待行為、引き籠って家族に暴力を振るったり暴言を吐いたり等の家庭内暴力が多いですね。
最近は夫に対する妻からのDVなども多く相談に寄せられています。
しかし、夫のDV行為などは家族になった当初からずっとではありません。
殆どのケースで夫は何年もその様なDVを起こす事はなく、元々仕事もきちんとしており、休日には家族サービスをしてくれる優しい夫であった、と殆どの方が言われます。
「こころセラピー」へ相談される方の殆ども初めは違っていたと言われます。
byセラピスト女史
では何時頃からDV夫に変わったのか？
相談者さんの言葉を振り返り、皆さんの口から良く出てくるのは
こんな感じで明らかに仕事で疲れやストレスが溜まっている感じが初めになっているケースが多いように感じます。
仕事で上手くいかないなどはリストラなどで転職先が中々見つからないなどもありましたね。
「家族のトラブルではまだまだあります。」
夫の事で悩むDVとは逆で妻のDVと、子供を放置（ネグレスト）して何もしなくなった妻の事で悩みを抱える男性もいます。
DVと一言で言っても暴力を振るうだけがDVではなく、言葉の暴力もそのなかの1つです。
byセラピスト女史
ある相談者様の例では、疲れて帰って来ても1日何をしていたのか？と思うほど家の中は散らかっている状態で夕食も作られていない。
ましてや子供の事も何もしていない。
其のことについて聞いても“それが何か？などと”言い訳をするならまだしも、していない事に対して謝る事もせず“暴言を吐く”。
その様な状態が半年以上続いたことから、とにかく今の現状を変えなくては仕事にも支障が出る事になり子供にも悪影響を与えると思い、私たち「こころセラピー」に頼ってこられました。
こういった場合、私たちが先ず最初に考えていくのは、先ず子供が一般的にいう“普通の生活が出来る環境に居られることを進める” ことで、一時的にでも誰かに預ける事はできるのか？両親などが同居して子育てを支えられそうか？など様々なお子様の生活環境を整える事に対しての事を伺い、1番良いと思われる事に意見を述べさせて頂きました。
その次に妻の事をどのようにするのかを一緒に考えました。
お話を聞いて奥様は初めからその様な状態ではなかった事が分かり、これからどうすれば以前の様に戻ってくれるのか？其れとも既に話し合いは尽きてしまってどうしようもないのか？
など、現状をお聞きし、奥様とどうされたいのかを何度も聞いて対策を考えました。
常々思うのは結婚とはゴールではなく、2度目の人生の初めだと。
子育てもトラブルと言うより悩みが多いのではと思います。
byセラピスト女史
家族の協力で解決はできたけど、自分の子育てに自信を無くしてしまった方の例では
親としては全てが頭を抱える事ばかりです。
そんな事を唐突には聞けないので少しずつ聞いてみるが中々本音を言ってくれず。
本当はどうしたいのか？を知らない親が勝手に決められる訳では無く、自分の親に相談したり夫に向かい合って話してもらう事を頼み、聞いてもらったところやっと何がしたいのかが分かりほっとした半面母親では何も役にたつことが出来ない事があると思い知れされた。
自分の“子育てに何か間違いがあったのかなー”と感じてしまい、それからは自信を失って子供とどう向き合って良いのかが分らなくなり、毎日子供の機嫌を取るような状態になってしまった、と言っていました。
その相談者の方は本当に苦しんでいました。
私にも子供が居るので気持ちがよくわかり、何から助言をしていいのか分からないぐらい落ち込んで悩んでおられました。
それでも助けを求めている人の声を聞くのがセラピストである事からまずは、私自身がどの様に子育てをして来たかと言う経験を例にしたり、此れまで沢山頂いた相談例を基にして1番適切と思える事を伝えています。
byセラピスト女史
そもそも子育てに間違いや失敗等ないのです。
だって人それぞれの家庭があり、子育てをしながらやっと親になり子供に親が育てられ、色々考えて1つ1つ問題をかたずけていくのが親の仕事なんです。
子供が大人になるまでに世間に出て善悪がわかり、人に迷惑をかけず何事にも諦めない。
何か1度躓いてもそれが当たり前で、そこを乗り越えなければいけない事が分るようになってくれたらそれまでの子育てが間違いであるとか、失敗である等と考えていた自分を笑い飛ばし胸を張ってその後の子供の成長を見守っていけるんだとおもいます。
byセラピスト女史
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